「Harry Potter and the Goblet of Fire」(4作目 炎のゴブレット)
「Harry Potter and the Prisoner of Azkaban」(3作目 アズカバンの囚人)は結局公開中に行きそびれてDVD借りてきたけど、今回は忘れずに映画館へ行けた(^^ゞ
11月末にハリポタ展を見に行ったり、最近になってまたもや日本語版の本を1巻から読み直してたから、ハリポタ気分になってたのが良かったかな。
お馴染みのシリーズ4作目で、ストーリーも役者も成長。海外では年齢制限になったし、日本語版だとハードカバー上下巻(2冊)と長い内容だから映画ではどうなってるのかとちょっと不安だったけど、なかなか上手くまとまってたと思った。ただやっぱり本を読んでいて自分の気に入っているシーンとか次巻にも関係あるキャラクターなんかもあるから、カットされたシーンがちょっと気になるところ。
でも全体的には良かったし、本読んでた時にいつもつい泣いちゃうシーンはやっぱり映画でもちょっとウルウルしちゃった(^^ゞ
今回は、直前に本を読み直してたこともあって細かいところが気になったというのはあったけど、全体的にこのシリーズは原作に忠実だしよく出来てると思う。
いつも映画館に行くと思うのは、エンドロールの途中で席立つ人が気になること。私は最後まで見て明るくなってから立つタイプ。気になったキャストや音楽をチェックしたり、エンドロールそのもののデザインを観てたり。作品によっては最後におまけ映像のようなものがあったりするから、見逃したくないってのもちょっとあり。
それにしても、このシリーズって不思議。各巻はダーズリー家(マグル)での夏休みから新学期が始まって1年間の学校生活があってまた夏休みになるという、ある意味決まったストーリー展開だけど、それぞれのエピソードやたくさんの登場人物が個性的。きっと誰かに共感できる部分を見つけられて、ストーリーに引き込まれるんだろうな。あと、言葉遊びというのか表現も面白い。日本版の6巻 混血のプリンス(仮)は来年2006/5/17発売予定、英語で何百ページも読むのはツライから、それまで待たないとなぁ~
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ハリポタ展 [2005-11-24]
本では冒頭1章かけて表現されてるリドルの館のシーン、映画ではあっという間(数分?)。この部分は確かに小さい子には暗いし死人が出るしで怖いだろなぁとは思うけど、後半でも関係する部分なだけにもうちょっと長くても良いんじゃないと感じた。
ダーズリー家のシーンが一切出てこない。三校の対抗試合(メインストーリー)には関係ないし限られた時間内に収めるには一番カットしやすい場所ではあるけど、魔法嫌い一家とのやりとりは毎回定番だからちょっと寂しいかな。
ついでに、定番ということでスネイプ&ドラコとのいがみ合いも何気に好きだから、大幅カットなのは寂しいところ。良かった?のは、イタチになるシーンかなw
クィディッチワールドカップも選手の登場シーンのみで試合が全然無かった・・・ワールドカップ関連グッズも出てたし、予告でもスタジアムのシーンがあったからちょっと期待してた。ビクトールの良さやハーマイオニーとの関係でもこのシーンがあると良いと思うだけに残念。
初恋もテーマになってるけど、ハーマイオニーに限らずどの人物も細かい表現?が出てなくて唐突な感じもしたかな。
ワールドカップのシーンでも関わりの深いバグマンとウィンキーが出てこない。これは意外だった。確かに関連シーンを全部カットしてもメインストーリーには影響ない。ウィンキー(とドビーも)はCGになるだろうから制作費や時間的にもカットできて良かったのかも? でも、これによってハーマイオニーのSPEW活動が無くなった(ある意味、活躍するシーン)のも残念?
出てこないといえば、コリンの弟デニスもかな。チラッと出た気がするけどクリービー兄弟は映画では名前も目立った行動も無かった気がする。
さらに時間的に難しいのは分かるけど、続巻でも影響してくるしもべ妖精やシリウスにリータ・スキーターはもっと見せ場があって欲しかった。
対抗試合関連では、1番目の課題のシーンが長い。映画として見栄えするのも分かるし、観てて迫力あったけど、そのせいで他のシーンがカットになってるのかと思うとちょっと不満。でも、順番決める時のフィギュアは魔法界っぽくて良かったなぁ。
3番目の課題でスフィンクスや大蜘蛛のシーンが無いのが物足りなかった。
そういえば、チャーリー&パーシー兄さんたちも出てなかったような・・・?
クライマックス、冒頭に出てきたリドルの館。やっぱり全体的に暗いシーンだし死人出るし、ヴォルデモートの姿もなかなか怖い。このシーンは予想してたよりも短くて物足りなかったかも。最後の見せ場だしもうちょっとじっくり見たかったけど、子供向けにはこれが限界かな?
ハリー・ポッターと炎のゴブレット
サントラ ロンドン交響楽団 / ワーナーミュージック・ジャパン
ISBN : B000BR2MDA
クリスマスのダンスパーティーのバンド演奏、エンドロールの後半でも流れて来てた。アーティストがサントラとは別にアルバム出そうとしたら作者からNGが出たって話を聞いたから、また聞きたければサントラしかないってことかな。